つがやす薬局ブログ

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~冬のとかち三大秘湯を巡って~

皆様こんにちは。

とかちといえば温泉が多数あることでも有名です。

今回はその温泉についてご紹介したいと思います。

 

法律上の「温泉」の定義:

 

温泉は、昭和23年に制定された「温泉法」により、地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガスを主成分とする(天然ガスを除く)で、温度または物質を有するものをいう。

        火山性の温泉

温泉

        非火山性の温泉(深層地下水型、化石海水型、その他の温泉)

 

 平成25年度温泉状況は以下の通りとなっています。

 

 

この表から北海道は温泉地の数は日本一と同時に温泉地に行けばそこには宿泊施設があるといえます。長野県、新潟県に温泉地が多く源泉数で静岡県が多いのは、この地域がフォッサマグナにあることに関係しているのではないかと推測されます。

 

①菅野温泉(かんのおんせん)

   北海道河東郡鹿追町にある温泉。大雪山国立公園内にあり、秘湯として知られています。

  アクセスは、帯広市内から冬場でも2時間以内です。

  泉質は、8種類ありその効能の高さから、「菅野で治らぬ病なし」と言われています。

  日帰り入浴は、10時からで時間に間に合うように出発しました。

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温泉駐車場、手前が温泉棟、奥が宿泊棟

 

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正面玄関

 

年始始まりのためお客様もほとんどいらっしゃらず10時から11時頃まで貸し切り状態でした。一番風呂はほんとに気持いいものですよ。

 

お風呂は、

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道中真っ直ぐな道路を通りました。

 

トムラウシ温泉

  北海道上川郡新得町屈足にある温泉です。ユウトムラウシ川上流の谷間に、一軒宿の「国民宿舎東大雪荘」があり、日帰り入浴も扱っています。東大雪荘付近の温泉の湯に含まれる沈殿物が固まってできた噴泉塔があり、天然記念物に指定されています。

また、トムラウシ山(標高2141m)への登山基地として使われており周辺には野営場があります。

  アクセスは、帯広市内から冬場でも3時間あれば到着できます。

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国民宿舎東大雪荘

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道中東大雪湖を横断しないとトムラウシ温泉へは行けません。

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天気にも恵まれ湖面は氷雪で絶景でした。

 

③芽登温泉(めとおんせん)

  北海道足寄郡足寄町芽登にある温泉です。源泉かけ流しの宿、シマフクロウが来る宿としても知られております。明治34年開湯以来100年以上にわたり湯治の湯として利用されてきました。

 自然湧出、源泉100%、掛け流し、加温なし。ほのかな硫黄の香りで透明な弱アルカリ性の泉質。

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正面玄関

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男性内風呂は二つあり、奥は40℃もありませんでした。

手前は、50℃はあろうかというくらいの熱湯風呂でした。

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露天風呂には確かにシマフクロウがおいでになっていました。

本物を見たことがない人なら、本物ではないかと思うくらい

精巧に作られていました。

 

これら三つの温泉は、山の奥地にあるので秘湯と言えるのではないでしょうか?

夏の温泉もいいですが、冬の温泉もリラックスできて日頃の疲れ、時間を忘れて

癒されてはいかかでしょうか。

 

<参考資料>

フリー百科事典「ウィキペディア

環境省自然環境局ウェブサイト「温泉の保護と利用」

「日本秘湯を守る会」ウェブサイト

 

※担当T追記

1回分さぼりました。ごめんなさい。